2006.11.23 撮影 STAFF fuji (山形県鶴岡市)
今日、11月23日(勤労感謝の日)晴れの特異日?に鶴岡市、山五十川地区に伝承されてる”能”と”歌舞伎”が演じられると知り「玉杉の里」に出掛けました。
新潟より7号線を北上し老舗旅館の多い温海温泉を過ぎ右折、山間、渓流に沿いながら暫く行くと、 日本一の玉杉が有る地区会場(公民館)に着く、広場や館内で出店が有り公演開始迄の間お餅を食べながら住民の方と方言混じりの会話(半分内容不明)で楽しみ?ました地元保育園児の勇ましい太鼓の演奏で始まりました。 能の上演は小学生の道行囃子舞台を清める為”の座揃囃子”、能に先たち舞う稚児舞大地を踏む曲舞は全国でも珍しい山戸能だけに残ってる”恋慕の舞”白い翁と黒い翁が五穀豊穣を祈り舞う「能にして能に有らず」と言われる”式三番”が披露された何れも子供達が主役、舞も見事乍も小さな手で打つ鼓が館内に響くは感動しました。 歌舞伎上演前に各支援者の紹介が有りました、皆さんのお陰で代々伝承されてるんですね。 さて歌舞伎演目は「菅原伝授手習鑑、寺子屋の場」物語は武部源蔵夫妻は菅原道真の一子”秀才”を我が子として村の子達と一緒に寺子屋で遊び学んでる、其処に追っ手が来る、身代わりにこの子を、葛藤する夫婦、忠義の家来、母の想い等が涙物。思わず身を乗り出していました「農民歌舞伎や能」は其々の地域の娯楽で有るが最早其の域を超え「文化財と大切にされてる」後継者がシッカリ育ち末永く継承されて行くんですね 又、山手に行くと日本一の見事な玉杉が有ります1500歳経ち公園も整地され今もその勇姿を見せています。 静かな山郷の楽しい日でした。 |
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