日本三大河港であり会津街道の要衝であった阿賀野川沿いには「ショウキサマ」と呼ばれるわら人形信仰があります。
2月から3月の間に、地域の魔除けとしてまた春を待つ祈りとして行われる行事で、男ももしくは男女一対の1.5mから3mにおよぶ大きなお姿を毎年わらで作成し、賑やかに担いで祭祀場所に安置します。
「災い」「疫病」を集落内に入れないようにする安全・安心の願いが数百年続いている伝統行事です。
武須沢入り鍾馗様
平瀬鍾馗様
大牧鍾馗様
熊渡正鬼様
夏渡戸鍾馗様
阿賀野川からは離れた地区「浦」の正貴様の話は3〜4年前に知りました、
今年は3月2日に開催の情報を知り、早速取材に伺いました
平成17年4月新潟県の無形民俗文化財(風俗週間)に指定されました
一番驚いたのは立派な「設計図」があり寸法も明記されそれを元に各パーツを制作します
後世に残すためにとの事ですが、、さすがですね
もう一箇所珍しい8月に行われる土鍾馗様があります
栃尾市栃尾市上樫出地区音子神社境内で珍しい土で作る鍾馗様(チョンボ地蔵)です
集落の皆さんが音子神(おんごじんじゃ)に集まり、境内のお掃除草取り、防火用水の整備、
土で道祖神を製作、集落ぐるみの共同作業、鍾馗様信仰が残ってます
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