竹のからかい
2006.01.15 撮影
国指定重要無形民俗文化財「青海の竹のからかい」
江戸時代から三百年以上の歴史があります
竹のからかいはさいの神と竹の引き合いが一体となっている全国唯一の祭りです
顔にくま取りをした若衆がサギチョウ(佐儀長)の歌を唄いながら竹の周りを廻ります
イチ、ニの三で掛け声で竹を倒し一斉に引っ張り合います
その後青海浜でさいの神焼きをし、今年一年間の無病息災と豊年・豊漁を祈願
青海の竹のからかい
この小正月行事は江戸時代から続いているといわれています。同じものが日本全国に3つあったといわれていますが、現在残っているのはここだけです。町が東西に分かれ、隈取をした若い衆などが2本の竹(勇み竹・合せ竹)を引き合います。民間信仰から生まれたもので、五穀豊穣や除災招福・家内安全を祈ったものです。