大したもん蛇まつり 越後 関川

2008.08.31 撮影 STAFF fuji

”えちごせきかわ”[大したもん蛇まつり]
一年に一度だけ村里に出て元気に暴れて良いとされている?大蛇が関川村(平田大六村長)にいます。6000人の人口が当日は村民、ボランテア、観 光客、カメラマン、で約12000人と倍にふくれた言う。初日の安全祈願、小大蛇パレ−ド、灯籠流し、2日目のよさ来いおどりや花火大会、当日の大蛇パレ −ド、で延べ20000人を超えるで有ろうと、毎年観光客の増えていくのが肌で感じとても嬉しく有難いですと役場関係者の話。* 関川村はこれ迄村民全員 参加する祭りが無かった、田舎のもつ良さである地域の結束を高める為村民一体で都会に無い村の良さを堀起し村で生きる事の喜びを持つ等を狙いとし人材育成 目的で開設した「せきかわふるさと塾」塾生が中心に昭和63年(1988年)取り組み楽しむまつりは実施された。

関川村には「大里(おおり)峠」伝説が有る、大水害を物語ったの一説とされている、昭和42年8月28日に当地を襲った羽越大水害では多くの犠牲者を 出し41年経た今日も村人は心に焼きついて離れない、生涯の心の傷を抱いている、この事から8月28日を”まつり”実施日と決め「大里峠」と「水害供養」 をテ−マにまつりが行なわれる事になった。8.28羽越大水害関係資料  http://www.hrr.mlit.go.jp/uetsu/contents/river/abaregawa/about/index.html

大里峠の大蛇伝説  蛇喰集落に炭焼きを営む「忠蔵」と妻「おりの」と一人娘の「なみ」の家族が住んでた。忠蔵は山で大蛇に出会う、斧で格闘の末に大 蛇をズタズタにし家に持ち帰る。味噌小屋に隠し置く、ある日禁断の蛇の味噌漬を食べた、忠蔵の妻「おりの」が蛇に化身し、やがて大蛇に成長し自分の住む場 所を造る為、荒川を堰き止めて、関川村を大湖にする計画をたてる、然し琵琶法師により村人に伝えられた後命絶えた、村人は大蛇退治して水没しようとする村 を守った。 * 詳細は関川村商工会HP、関川ライオンズクラブの制作の紙芝居を御覧下さい。 http://www.xyj.co.jp/sekikawa-sci/taishitamonja/monja_maturifreme.htm    大里峠は山形県に続く幾曲りもある険しい山道。昔々遥か遠い昔囲炉裏で炬燵で蚊帳の中で年寄りから峠の昔話を聞き恐怖や無限な想像力をかきたてられ未だ見 ぬ”大里峠”に夢を馳せた。

履歴>  昭和63年(1988)日本イベント大賞奨励賞  平成元年(1989)東京まつり、村民400名参加の為上京  平成13年6月(2001)ギネス認定「竹とワラで作られた世界一長い蛇」  平成15年10月(2003)さいたま市民まつり 村民500名参加  平成16年4月(2004)第8回ふるさとイベント大賞部門賞  平成18年11月(2006年)新潟日報文化賞 今では日本全国から注目を浴びるイベントとなる。 (以上パンフレットより)>

パレ−ド同行記 前日の雨は何処えやら快晴の中での開催です。スタ‐トの垂水の里(湯沢温泉)では村民、ボランテア、皆さん担ぎ手約500名準備万端で今か今かと気合を入 れて待機してました、やがて出発のセレモ二-、村長始め各役員の挨拶、下田の雨生の大蛇祭り関係者、、そして注意事項があり。さあ〜花火を合図に太鼓が打 ち鳴らされ出発の号令がかかりました。平田村長先頭に”おりい、忠蔵”沢山の青いのぼり旗が残暑の中、道中の無事を見守る如く両側に並び出発に色を添えて ました。さてこの大蛇さん出発そうそう元気が良い事、くねる、のびる、くねる事82.8Mの長さと2トン巨体をまるで生きてるが如し(元気の良い若い人妻 だから?)、後ろからは小大蛇が、これまた元気な子供達によって引かれてゆく、まことに可愛らしい赤い尻尾が印象的です。次の高瀬温泉郷に入り大蛇さんは 大疲れで一休みです、旅館街の道路一杯に頭〜尻尾まで延ばしてのんびりと、”忠蔵さん”のパホ-マンスを眺め観光客と記念撮影したり。暫しの休息で元気を 盛り返しした”おりい大蛇さん”桜並木をくねり、黄金色の稲穂が揺れる刈り入れま近な道を過ぎ赤い「温泉橋」です橋の長さの三分の二は大蛇さんですよ、長 い事。

国道113号を横断時、通行止めされても運転手さん笑顔で待ってくれました凄い。さすが大蛇さんでも暑いので水を掛けて貰い木陰で此処でも一休み、 地域のお母さん達がナス漬けの差し入れとても良く漬かり塩味抜群でした私までご馳走様でした。更にすすみ渡邉邸脇をくねり抜け村役場前で皆さんにご披露の 為”とぐろ”を巻いてご愛嬌を振りまいてます。ステ−ジでは太鼓やが鳴り響いてます、役場屋上はカメラマンでギッシリです。さあ〜今度は”柳と水の”米沢 街道をくねります、山男の平田村長は益々元気です、担ぎ手の皆さんの声も元気です、此処でとても印象的なシ−ンを見ました、80歳位の品の良いお婆さんが 浄財箱に祝儀袋を入れお参りし更に大蛇に向い長い時間お参りしておりました、8.28羽越大水害で身内か縁戚が犠牲になられたのでしょうかご冥福をお祈り します。商店街をぐるりと一巡りで役場へ戻り最後のお披露目が始まります、屋上ではカメラマンが更に増え鈴なりです。 龍泉太鼓、喜っ喜大会、3000個の福まき、表彰式等がありました。広場には出店がありどこも行列でしたよ。三々五々皆さんの帰られた後神官により祭りの 無事と成功を感謝して役員での神事が行なわれました、同時にステ−ジの解体です大蛇、小大蛇は担ぎ手が帰られたのにどうするんだろうとみてたら次々と縄を 解き分離を始めましたそしてトラックに個個に乗せられて帰りました、(54村内の集落が其々の胴を作り其れを当日繋ぎ併せる)来年迄冬眠らしいおやすみ 〜。

もう一つ感動した事 全てが終わって誰も居ない5時頃役場前から駐車場へ行く途中ゴミ一つ無い、所々に若者が大きなビニ−ル袋持ち行列の後を歩いてた ボランテア学生らしいと村人から聞いた裏方でも笑顔だった。残念なのは前日の花火大会で有る雨模様で躊躇してた、渡邉邸K女史が花火は雨だったけど音もと ても楽しめるわね〜、山々にこだまする処って関川は最高よ〜って言葉が耳に残ってる、来年是非お邪魔したい。雨降りでの花火見物は気動車の客席からなら濡 れないな〜、停車してくれないかな〜〜(何処だったか花火打ち上げ時通過する列車が徐行して見せてくれ乗客は大感激したと聞いた事が有る)。   当日は とても清清しい気分で帰宅した。 撮影者


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大したもん蛇まつり08 越後 関川



 

大したもん蛇09 安全祈願祭
灯ろう流しなど
大したもん蛇大したもん蛇まつり03 盗人送り
堀と柳の秋祭り堀と柳の秋祭り 渡邉邸渡邉邸06
渡邉邸春渡邉邸春 渡邉邸冬渡邉邸冬
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