琵琶湖周航の歌 作詞 小口太郎 原曲 吉田千秋 1、われは湖の子さすらいの 旅にしあればしみじみと 昇る狭霧やさざなみの 滋賀の都よいざさらば 2、松は緑に砂白き 雄松が里の乙女子は 赤い椿の森陰に はかない恋に泣くとかや 3、波のまにまに漂えば 赤い泊まり火なつかしみ 行方定めぬ波枕 今日は今津か長濱か この歌は大正6年の初夏の夕べ、旧制第三高等学校(現在の京都大学)ボート部に 所属していた小口太郎が琵琶湖周航2日目の今津の宿でクルーにこの詩を披露し、 仲間が当時学生の間で歌われていた「ひつじぐさ」の曲にのせて歌ったのが始まりで す。 多感な青春と周航のロマンを情緒豊かに歌い上げるこの歌は、多くの歌手や演奏家 などにより、広く国民に親しまれています。(琵琶湖周航の歌資料館パンフレットより) [短い生涯] 吉田東伍、カツミ夫妻の7人兄弟の二男として大鹿に生まれた「千秋」は、短い生涯 を駆け抜けるようにして生きました。(「ちあき」の会 事務局発行パンフレットより) 滋賀県 今津町 HP 新潟県安田町立吉田東伍記念博物館 HP 「ちあき」の会事務局 0250-23-7070 新潟県新津市大鹿624 吉田文庫内 |