- 「通りを明るく、気持ちも明るく!!」
このスロ−ガンを掲げて個人の力が複数に遂には団地全体に、
そして子供から大人が一緒に和気藹々と 飾りつけが行われ、「点灯式」当日は「豚汁」が振舞われ、賑やかな声が響いたとの事。
団地内外の方々が共に楽しんでいるこんな「平成の里団地」を訪ねました。
此処は「紫陽花の里」護摩堂山の地、田上町羽生田「平成の里団地」です。
小高い竹林の中に有り、静かな風が竹を渡る、夕陽が沈むと角田山がシルエットに映えるロケ−ション抜群の地。
5時から点灯するとの事で団地にお邪魔する、次から次に点灯する、まるでラスベガスのミニ版?の様「ディーン、マーチン」や「フランク、シナトラ」が”「よっ、今晩は、やってるね!」って出てきそうでした。其々各家の様子は色々カラフル、飾りつけは子供達の意見、希望か、キット低い処は子供達が飾り付けたんだろ−な-、高い処にはお父さんが、”お〜いこの辺か〜”、お母さんと子供達は”もう少し〜上とか右〜”とかで家族総出の飾りつけを思い、ほのぼのした気持ちでシャッタ−押してました、ら、若い親子連れの子供さんに「今晩は〜」って声を掛けられました、「綺麗に飾ったね〜」に「うん」と微笑んで返事をしてくれた、先に挨拶するべきなのに!先日取材に来た方より「凄く温かい人達ばかりだよ」と聞かされてた、これなんだ〜と思い出した。
さてどの様にして始まったんだろう、恒例の団地内忘年会の何気ないお母さん達の日常会話から ”道が明るければ防犯にも為るし子供も大人も心が温かく為るよね”って事から率先垂範のまとめ役はすぐさま議題に協力の早いのがこの団地「通りを明るく、気持ちも明るく」の標語が生まれ、任意参加者を募り始めた。年を重ねる毎に増え今年は16軒の参加が有り、今ではマスコミに取り上げられ大評判、行政はタウン誌で支援する迄に至る。
飾りつけは之も工夫してるとの事(全て自己負担、材料購入ではあそこではこれがいくらだよ割引してるよの情報は当然横の繋がりの成果、お父さんは会社帰りに寄る等協力をしてる様です)何よりも子供達が”今年もするの!今年も飾ってよ!今年もするんでしょ!来年も又してね”と楽しみしているとの事”親の苦労よりも子供の笑顔が一番ですよ”と若いおば−ちゃんは顔をほころばせておられました。
こんな温かい地に住みたいと?田上町の世帯数が増えました、もしかしたら「平成の里」かな?
団地内は私道です、安全な、障害にならない所に車を停めての散歩、住人とのお喋りをお勧めします、「心が温まり、優しい」気持ちになりますよ。 〜29日迄
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