水の公園として親しまれている福島潟は、県都新潟市の東方に位置し、五頭、飯豊連峰を水面に映す湖面に四季折々の素晴らしい自然が魅力です
福島潟は「日本の自然百選」、「にいがたの景勝百選」、「遊歩百選」等に選ばれています
国の天然記念物の渡り鳥であるオオヒシクイ(雁の仲間)の日本一の飛来地で、220種以上の鳥が確認されています
福島潟が自生の北限であるオニバスや、ミズアオイ、ミクリなど全国的にも希少となっている植物も確認されています
湿地の重要性が見直されている中で、福島潟はまさに四季折々の自然の宝庫として親しまれています
オニバス(鬼蓮)とはスイレン科の一年生の水生植物で、。浮水性の水草。
植物全体に大きなトゲが生えており、その為か「鬼」の名が付けられている。特に葉の表裏に生えるトゲは固く鋭い。葉の表面には不規則なシワが入っており、ハスやスイレン等と見分ける事が出来る。
花は水中での閉鎖花が多く、自家受粉で100個程度の種子をつくる。種子はハスと違って球形で直径1cm程度。8月から9月ごろに葉を突き破って花茎を伸ばし、紫色の花(開放花)を咲かせる事もある。種子はやがて水底に沈むが、全てが翌年に発芽するとは限らず、数年から数十年休眠してから発芽することが知られている。
オニバス隣の池では近年珍しいガガブタを見ることができる、睡蓮のような葉を広げ、もじゃもじゃの白い花を咲かせ、花の中央部は黄色。 葉が 板状の鏡の箱の蓋に似ていることから「鏡蓋」、がしだいに「かがみぶた
→ かがぶた → ががぶた」になっていったと言われてますが、ちょっと可愛そうな名前ですね。
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